【コラム】憧れのアンティーク風の家具も簡単に! DIYで差が出る木材ペイント術

2017.12.30

憧れのアンティーク風の家具も簡単に! DIYで差が出る木材ペイント術

DIY初心者必見! 頑張って自作した雑貨や家具、せっかくだから色も塗って、よりオリジナリティを出してみよう! やってみれば、「思っていたよりも簡単」という印象を持つはず。水性ペンキを使えば、匂いが強くないので作業がしやすい。

基本の塗り方から、人気の2パターンをご紹介しよう。

木が持っている本来の美しさを際立たせる

用意するもの:ワトコオイル、刷毛、ボロ布、紙コップ
ワトコオイルとは……
オイル状の木材塗装アイテム。植物油を主体とした塗料で、木材内部に浸透して塗膜を張って、木材本来の美しさを表現できる。

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1.ワトコオイルを紙コップに入れる。
ワトコオイルを紙コップに入れる。目安はハケの先端が触れるくらい。

2.ハケにオイルをつけて塗る。
ハケにワトコオイルをつけたら、木目に合わせて全体に塗り、板にオイルを染み込ませる。

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3.板全体にまんべんなく塗る。
塗り漏れがないようにオイルを塗って、そのまま15分~20分ほど乾かす。

4.余分な油分を拭き取る。
オイルが乾いたら、板に吸収されなかった油分をボロ布で拭き取る。

5.木の持ち味が生かされる仕上がりに。
ワトコオイルを塗るだけで、買ってきたままの木材よりも、木本来の持ち味を生かすことができる。

年季を感じさせるアンティーク調に

用意するもの:水性ペンキ2色(白とクリーム色)、刷毛2本、ボロ布、紙コップ
水性ペンキとは……
油性ペンキに比べて匂いが強くないので、作業がしやすい。価格も安めで、求めやすい。

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1.クリーム色のペンキを板に軽く塗る。
ハケにクリーム色のペンキをつけたら、全体にサッと雑に塗る。塗り残しがあるほうが味が出る。

2.表面をハケの先が触れる程度に塗る。
ペンキが乾燥したら板の表面をハケの毛先が触れる程度にそっとなぞってペンキを塗る。

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3.ハケをボロ布でふいて先端をゴワゴワにする。
別のハケに白いペンキをつけて、毛先がゴワゴワになるまで、ボロ布でふく。

4.ゴワゴワになったハケの先端で軽く触れる。
毛先がゴワゴワしたら板の側面に、ハケをあてる。

5.板の側面からなでるように軽く触れていく。
板に毛先が触れる程度の感覚で横に、横に塗る。

オイルを吸った布類は、そのまま捨てると発火する恐れがある。一度水に浸すなどして、必ずオイルを流してから捨てるようにしよう。

監修:松本恵理(えりすけ)
幼少期に工作番組を見て、工作の楽しさに目覚める。1999年にホームページ「スプンク」を開設以来、サイト更新の傍ら、商品企画、雑誌や書籍などへのレシピ提案、DIYに関する記事の執筆を行っている。2008年からは自宅のセルフビルドに挑戦中。
http://erisuke.wixsite.com/spnk

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